今日はドイツ語で『~したい』の言い方について書きます。
ドイツ語では「Wollen」または「möchten」です。
英語の「want」や 「would」などの意味とほぼ同じでこれらの使い方を知ってる人には難しくないかと思います。ただそこはドイツ語なので動詞を組み合わせたりすると英語の文法とは少し違います。そして日常生活で良く使う文法です。
それではまずは「wollen」からです。
wollen・möchten
wollen
まずこのようになります。
- ich will(ウィル)
- du willst(ウィルスト)
- er/sie/es will(ウィル)
- wir wollen(ヴォレン)
- ihr wollt(ヴォルト)
- Sie/sie wollen(ヴォレン)
そして「wollen」で簡単な文を作ると
Ich will Frühstück essen.=(私は朝ご飯が食べたい)
Was willst du zum Abendessen essen?=(夜ご飯に何食べたい?)
そして注目してほしいのが
What do you want to eat for dinner?=Was willst du zum Abendessen essen?とこの二つ英語とドイツ語の文の意味は同じですが
英文は「主語+want to+動詞+名詞」ですがドイツ語の文法は「主語+wollen+名詞+動詞」と文法に違いがあるのがわかると思います。
僕はドイツ語を始める前に英語が少し分かっていたので、初めのうちはこの文法に少し混乱しましたが今では大丈夫です。(ただ今は英語を話す時に多少混乱する時があります笑)
möchten
- ich möchte
- du möchtest
- er/sie/es möchtet
- wir möchten
- ihr möchtet
- Sie/sie möchten
次に「möchten」ですが基本的には「wollen」の使い方とはそんなに違いはありません。いや厳密には何か違いがあるんだろうけど、正直そんなに神経質になるような必要はないかと。
Ich möchte Frühstück essen. (私は朝ご飯を食べたい)
Möchtest du etwas trinken? (何か飲みものは?)
Ich möchteは英語だと”I would~”みたいな感じです。
例えば恋人の家に初めて行って両親が「今日は晩ご飯にパンと麺どっち食べたい?」などと聞かれたときは『Ich möchte Brot essen.』と言えば丁寧です。
でも彼女の話しだとレストランとかで「Ich will~」を使っても別に問題ないみたいです。うーん、ここら辺はネイティブじゃないので微妙な違いは難しいところ。とりあえずお店で何か欲しい時はIch hätte gerne~とかIch möchte~を使うのが無難なのかも。
なのでとりあえず何となくでもwillは普通でmöchtenは丁寧で覚えておけばよさそうです。
それとドイツ語学学校の先生の話によるとwollenは普通でmöchtenはフレンドリーな言い回しにもなるよう。そして小さい子供の場合よくはIch will Börtchen.(ブロートヒェン欲しいよ~)みたいな感じで使う事もあるらしい。
まぁ、一つ言えることはドイツ人は外国人が使うドイツ語にかなり寛容なので、これくらいの間違いは全く気にしないし、失礼だと思いません。なのでじゃんじゃん使っていきましょう。