とりあえずドイツでアウスビルドゥングをさせてもらえる場所が見つかった。
一人では無理だったので色々な人に助けてもらってなんとかって感じだが。
なのでとりあえず時間もないのでビザを申請することになった。
ところで働ける場所を見つけてもまだ大きく2つほど越えなければいけないハードルがある。
ちなみにAusbildungビザとわかりやすく書いたけど実際の正式名称は「Aufenthaltserlaubnis-滞在許可証」って言う。
労働許可書
まずドイツで職場を見つけた後にArbeitsamt(労働局)が許可して発行されるArbeitserlaubnis(労働許可証)というものがある。ネットで書いてる人の情報を勘案するに労働許可が難しいみたいだね。
たぶん仕事の優先順位はこんな感じ。「ドイツ人→EU人→移民→難民」
もちろんドイツ人が一番優先順位が高いし有利なのは言うまでもない。
要するにその仕事に就きたいドイツ人がいない事が前提条件で俺みたいな外国人に労働許可が降りる。ドイツでも日本と同様に銀行員や企業のオフィスの仕事は人気らしくかなり競争が激しいらしい。なので日本と何も関係ないドイツ企業のオフィスワークの仕事などは日本人が仕事を見つけるのはかなり大変。もしくはドイツでは労働許可自体が降りるのはおそらく相当ハードルが高いはず。
ただITとか金融とかのグローバルな仕事なら関係ないかも。
例えばはスーパーマーケットやパン屋でアウスビルドゥングしたいなら日本人でも労働許可が下りる可能性がそれなりに高そう。なぜならネットでアウスビルドゥングの場所探してる時にいつも募集してるみたいだったので。
まぁ知ったりつもりで書いてる俺も今申請中なのでもらえるかどうかわからないけどね。笑 貰えなかったらしょうがいないと思うしかない。
滞在許可書
さきほど説明した労働局からのOKがでると次はAusländerbehörde(外国人局)がAufenthaltserlaubnis(滞在許可証)を発行してもらう。
こちらは警察などで書類上で人物チェックなどが行われるらしい。
まぁ普通の日本人なら労働許可さえ下りればこちらの審査は心配しなくて良いと思う。
滞在許可証発行にはお金が必要
滞在許可証を発行しもらうにはドイツで生活していく為の十分なお金を持ってるか一定額をユーロで証明しなきゃいけない。
なので外国人局から指定されたドイツ銀行の閉鎖口座(Sperrkonto)と呼ばれる口座を開設する事になる。
その閉鎖口座に外国人局から指定された金額と12ヶ月で割った金額が毎月引き出せる額になる。
なるほどね。うまく出来てるわ。
これだったら使いすぎてお金ない。みたいな事も防げる。
どうやら約8000€必要らしい。
そしてその金額は1年あたり約6500€くらい。
高いですな。
日本円だと約85万円くらい。
なので日本にいる間にあらかじめ送金方法や手数料などを調べておく事をおすすめする。
閉鎖口座(Sperrkonto)開設時にお金の出所に対しての残高証明が必要になる事がある。なので日本であらかじめ残高証明証の発行をしておくか、住信SBIネット銀行のようなオンライン上から無料で残高証明書を簡単に発行できる銀行を作る事をおすすめする。ビザ申請の英文残高証明書をネットから簡単に作成出来る銀行
ただこのお金を支払うわけではなく、まだ詳しい事はわからんけど、どうやら銀行口座に置いておく必要があるらしい。まぁ生活費が足りない時の緊急用のお金の意味かな?やっかいなのはこのお金は生活費として使えないので、銀行口座にそのまま1年間置く必要があるという事。
なのでドイツでアウスビルドゥングするには現実的に考えてこれ以上の額のお金が別に必要になる。
これはおそらくドイツの法律だと思うので自治体によって額に違いはある(生活費の違いなど)かもしれないけど基本的にどこでもこのお金は必要だと考えても良さそう。
例えば大都市とかはもっと高いのかな?
後はもう一つの選択肢として身元保証人を付ける事もできるらしいがこれに関してはどう考えても現実的ではないよね。なのでワーホリからアウスビルドゥングしてドイツで働きたいならお金は貯めておいた方がいいと思うでござる。
なのでビザ申請からの簡単な流れを書くと
こちらから外国人局に資料を送る
↓
外国人局から労働局に資料を送られる
↓
労働局から労働許可証が降りる
↓
外国人局でビザ申請に必要なお金や保険を見せる
↓
滞在許可証が降りる
↓
アウスビルドゥングできる
こんな感じなのだが申請してから少なくとも1ヶ月~2ヶ月くらいはかかるだろう。
大都市ならもっと日数がかかるらしいので、早めに申請した方がいいのかも。