アウスビルドゥングの職場が決まった後でも安心できない理由

アウスビルドゥングの就労先が決まった後にビザが発行されたり学校の手続きが始まったりと通常なら問題なくこのまま手続きが進む。

そして働きだして学校に通うようになる。

この時点で普通なら色々な手続きなどから解放されて安心してる頃だと思う。

ただここで一つ注意しなければいけないのは「仕事先が決まった=安心」なわけではない。と言う事。

なぜかと言うと

Probezeit(試用期間)

Ausbildungも普通の仕事と変わらないので当然日本と同様にが試用期間があるのが普通だ。

期間は1ヶ月～最高で4か月

これをドイツ語で「Kündigung(クンディグング)」という

試用期間内は理由なしでKündigungされるので「君、明日から来なくていいよ。Tschüss」って事もあり得る。不真面目だと思われたりしても同様に解雇される。

そうなると取れる選択肢はとりあえず

問題なのはドイツのAusbildungは8月や9月に始まる事が多い。なので2、3ヶ月経った後にKündigungされるとすでに企業では来年度のAuszubildende(研修生)を探してる事も多く、結果的に2を選ばざるを得ない状況になったりする。

実際自分のクラスメートも会社側からKündigungされたらしく、新しい職場も見つける事が出来ず結局Berfusschule(職業教育学校)に来なくなってしまった。ドイツ人でもあるって事は当然外国人でも起こりえるって事だと思う。

そして日本人の場合はドイツ人よりも新しい職場を探す事が困難になると思う(ビザやドイツ語の関係)などで。ただ日本人は真面目なのでよほどヘマしないかぎり大丈夫かとは思うけど。

ちなみに試用期間が終了した後は4週間前の解雇通知+理由が必要になる。なのでそれからは安心して働ける。